おや？

親への感謝。

小さい時から昭和初期生まれの父親と
じっと堪える母親を見てきた。

何度も喧嘩をする２人。

身勝手な父親に我慢出来ず
｢離婚して実家に帰りな。｣て母親に言った記憶がある。

でも
母親は経済的に離婚しては暮らしていけなかった。

物心ついてから父親は家にあまりいなく

どこかに連れていってもらった記憶がない。

そんな２人も
60を過ぎ犬を飼い始めた。

きっかけは
母親いわく

私が転勤が危うくなり
いなくなると淋しくなるかららしい。
(結局まだいるけれど)


犬に接する２人は
小さい子供と接するのと同じだろうな〜と

簡単に想像がつく。


そうだ。
弟・妹の面倒をみてきた父親は 子供好きだと
母親に聞いたことがある。

覚えてはいないけれど

私もこんな風に 愛情をもらって 育ったんだな。

感情表現が苦手な両親だし

感謝を口に出すような親子関係ではないけれど

犬をあやす２人を見て
幸せな朝を感じる。

明日も幸せな朝がくる。


ありがとう。